Value-Domainで取得したドメインの利用法おぼえがき(その2)



前回の設定で、図の実線部分の設定が出来ました。今回はxrea.comのサーバを設定して、残る点線の部分を設定します。

xrea.comのサーバアカウントの取得

ここでは、取得したアカウント名を、exampleと します。例のごとく、適宜各人の環境で読みかえてください。

Webリダイレクトの設定

xrea.comサーバの設定画面に入り、左側のメニューから「ドメインウェブの利用」画面を開き、図のように設定します。

設定内容:

ドメイン名?
転送先URL?
Main
blank
(空白)
Sub1
example.com
http://www.example.com/

このように設定すれば、http://example.sxxx.xrea.com/ への接続はxreaのWebサーバに飛び、http://example.com/ と http://www.example.com/  への接続は自宅サーバに向かうようになります。
ただし、http://example.com/ は一度xrea.comのサーバに向かってから、リダイレクトで自宅サーバに向かうので、特殊な使い方をするとうまくいかない場合があります(たとえば、 外部サーバを使って自宅サーバのwebに折り返して接続するなど)。普通にブラウザで閲覧するには特に問題はありませんでした。

メールアカウントの設定

xrea.comサーバの設定画面に入り、左側のメニューから「ドメインメールの利用」画面を開き、図のように設定します。


xrea.comの無料プランならメールアカウントを100個まで作ることが出来ます。ここでは、hostmaster、webmaster、taroの 3アカウントを作っています。で、これらのメールアドレスの運用ですが、結局メールを見る人が私一人なので、全て1カ所(hostmaster@example.com)に転 送されるようにしています。さらに、hostmaster@example.com宛の メールは、xrea.comのPOPサーバで受信、hogehoge@your.provider.com(プロバイダーから提供されるメールアドレス) に転送して受信するようになっていて、同じメールが2通届くようになっています。


xrea.comのPOPパスワードですが、各メールアカウント毎に独立して設定することが出来ます。ので、ドメインを一つ取って、それぞれのアカウント に異なるPOPパスワードを設定すれば、グループで同じドメインのメールアカウントを使うことも可能です。

注意として、メールをサーバに置いておく容量も、webサーバのコンテンツと同じ50MBのディスクスペースから利用しますので、大量にメールを受信した り、容量の大半をwebコンテンツに割いてあると、メールが途中で消えるかもしれません。